~平成28年度神奈川県失語症連絡協議会主催~*失語症友の会交流・懇親会*
昨年は、“大和言語さくらの会”に参加しましたが、今年は、10月16日に“藤沢言語友の会”にお邪魔してきました。午前中は、定例会に参加し、午後はグループワークを行いました。
午前中の定例会では…
1.自己紹介(近況報告)
皆様が最近体験した出来事などを話していました。失語症により、一人で話すことが難しい方は、あらかじめ話す内容を文章にし、ボランティアや言語聴覚士と一緒に話しておりました。聞いている方々も、「そうなんだぁ」と共感する方が多く、話しやすい雰囲気での自己紹介でした。
2.音楽会
音楽界では、準備体操のあとに吉野先生を中心にみんなで歌いました。普段はなかなか言葉を思い浮かべない私たちですが、たくさん声を出すことができました。他にもタンバリンや鈴など使って、リズム良く叩きました。もう終わったのか…と思うくらい時間の進みが早かったです。
3.書き取り
藤沢言語友の会の皆さんは自分のノートを持って来ている方が多くいました。そのノートにお題の文章を書き取りしていました。私たちも書きましたが、時間をしっかり頂けたので、ゆっくり、丁寧に書くことが出来ました。
4.言語訓練ゲーム
“大金持ちゲーム”を行いました。ルールは相手とじゃんけんを行い、買ったら1万円を貰う、負けたら1万円を払うというものです。最初に10万円をもらい、誰が一番お金を持っているか、を競うゲームです。
一番お金を持っていた方は18万円でした。なかなかの勝負強さです。そして、最下位は神奈川県失語症連合会のメンバーでした。なんと結果は、0円…破産です。
午前中は笑い声、話し声が絶えず、藤沢言語友の会の定例会を楽しみました。
午後は打って変わって、グループワークを行い、“友の会が抱える問題とそれに対する対応策”などについて話しました。抱える問題としては、会員が減ってしまう、STなどスタッフの数が少ないなど、友の会の存続に関わる話題が多かったです。
問題を打破する対応策を考えましたが、まずは友の会を知ってもらう必要がある、という話になりました。方法は、“病院やブログで友の会を紹介する”、“学生さんにも知ってもらい参加してもらう”などが良いのでは?という意見が挙がりました。
今回、この懇親・交流会に学生さんが7人来てくださいました。皆さん茅ヶ崎リハビリテーション学校の生徒でした。9月に交流・懇親会を行い、その際に参加を依頼したことで参加してくれたみたいです。私事ですが、県失語連の活動が表立った結果となって嬉しく思います。継続して参加して頂けることを願っております。
最後に、ご協力して頂いた「藤沢言語友の会」の皆さん、どうもありがとうございました。参加を通して、楽しい体験をたくさんさせて頂き、充実した活動をされていることを感じました。もし、興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、是非一度足をお運び頂けたら、幸いに思います!!